報告が遅くなりましたが、
秋田赤十字病院市民公開講座 「がん治療の最前線」
平成25年11月9日(土)13:00~15:30 秋田県総合保健センター大会議室
が開催され参加して来ました。
会場は、多くの聴講者で埋まり、がんに関する県民の関心の高さが伺われます。
冒頭、小棚木院長から挨拶があり、秋田赤十字病院が(大正7年開設)、創立100周年を迎えることにちなんで、4度の新築移転、診療機能の向上など病院の歴史が紹介されました。
講演は、3題で最初は「膵臓がんの診断と治療について」です。
膵臓がんが増えている現状に続き、発見や治療が難しいがんであるものの、新たな治療法の研究が進められていることや気を付けるべき兆候などが分かりやすく紹介されました。
2題目は、「頭頸部がんQ&A」です。
発生頻度は少ないものの、呼吸や飲み込みに加え整容にも大きな影響を与えることから、再建術を要する場合も多いことなどが紹介されました。
3題目は、「最新の肺がん治療のお話」です。
治療を歴史上の戦に例え、病状に応じて様々な治療法があることや、タバコは様々ながんに影響を与えますが、特に肺がんには予後を悪くする可能性が高いなどが紹介されました。
がん診療連携拠点病院では、このような形で県民にがんに関する情報を分かりやすく伝える取組を行っています。
皆様の近くで開催された際には参加してみてはいかがでしょうか。
以上 ヒシガタの報告でした。
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