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2013年12月12日木曜日

山本組合総合病院緩和ケア市民公開講座

平成25年12月7日(土)13:30~16:00に山本組合総合病院緩和ケア市民公開講座が開催され、出席してきました。会場は、プラザ都です。


冒頭、近田院長から挨拶があり、緩和ケアに対する思いを述べられました。
会場は、市民の方々を中心にほぼ満席です。


山本組合総合病院の緩和ケアチームリーダー江戸先生の進行で講座が進みます。

最初は、慈山会医学研究所附属坪井病院 清水 千世 氏 による
       「あなたらしく生きる」 ~ホスピスでの出会いを通して~  です。



これまでの経験をもとに、病院へ向かう際の心構えや緩和ケア病棟での実際を分かりやすく実例の紹介を交えながら楽しく説明してくださりました。

 次は、ホームケアクリニックえん 高橋 美保 氏 による
     「伝える・伝わるができるように」 ~在宅ケアを通して~ です。


在宅緩和ケアは、生活の中で患者さんの思いを伝えられる場があり、伝える人がいることを、様々な事例とともに紹介してくださりました。



また、このような在宅での療養は、様々な職種の方々の連携により可能になるということも良く分かりました。


自分であったら、病院と自宅、どちらが療養の場として相応しいか考える良い機会となりました。

                                        以上ヒシガタの報告でした。



2013年12月6日金曜日

秋田赤十字病院 市民公開講座

報告が遅くなりましたが、

 秋田赤十字病院市民公開講座 「がん治療の最前線」
  平成25年11月9日(土)13:00~15:30 秋田県総合保健センター大会議室

 が開催され参加して来ました。
 会場は、多くの聴講者で埋まり、がんに関する県民の関心の高さが伺われます。


 冒頭、小棚木院長から挨拶があり、秋田赤十字病院が(大正7年開設)、創立100周年を迎えることにちなんで、4度の新築移転、診療機能の向上など病院の歴史が紹介されました。

 講演は、3題で最初は「膵臓がんの診断と治療について」です。
 膵臓がんが増えている現状に続き、発見や治療が難しいがんであるものの、新たな治療法の研究が進められていることや気を付けるべき兆候などが分かりやすく紹介されました。

 2題目は、「頭頸部がんQ&A」です。
 発生頻度は少ないものの、呼吸や飲み込みに加え整容にも大きな影響を与えることから、再建術を要する場合も多いことなどが紹介されました。

 3題目は、「最新の肺がん治療のお話」です。
 治療を歴史上の戦に例え、病状に応じて様々な治療法があることや、タバコは様々ながんに影響を与えますが、特に肺がんには予後を悪くする可能性が高いなどが紹介されました。

 がん診療連携拠点病院では、このような形で県民にがんに関する情報を分かりやすく伝える取組を行っています。
 皆様の近くで開催された際には参加してみてはいかがでしょうか。

                                    以上 ヒシガタの報告でした。