26年度のブログはこちら

24年度のブログはこちら
http://24akitaken-gantaisaku.blogspot.jp/

2013年12月12日木曜日

山本組合総合病院緩和ケア市民公開講座

平成25年12月7日(土)13:30~16:00に山本組合総合病院緩和ケア市民公開講座が開催され、出席してきました。会場は、プラザ都です。


冒頭、近田院長から挨拶があり、緩和ケアに対する思いを述べられました。
会場は、市民の方々を中心にほぼ満席です。


山本組合総合病院の緩和ケアチームリーダー江戸先生の進行で講座が進みます。

最初は、慈山会医学研究所附属坪井病院 清水 千世 氏 による
       「あなたらしく生きる」 ~ホスピスでの出会いを通して~  です。



これまでの経験をもとに、病院へ向かう際の心構えや緩和ケア病棟での実際を分かりやすく実例の紹介を交えながら楽しく説明してくださりました。

 次は、ホームケアクリニックえん 高橋 美保 氏 による
     「伝える・伝わるができるように」 ~在宅ケアを通して~ です。


在宅緩和ケアは、生活の中で患者さんの思いを伝えられる場があり、伝える人がいることを、様々な事例とともに紹介してくださりました。



また、このような在宅での療養は、様々な職種の方々の連携により可能になるということも良く分かりました。


自分であったら、病院と自宅、どちらが療養の場として相応しいか考える良い機会となりました。

                                        以上ヒシガタの報告でした。



2013年12月6日金曜日

秋田赤十字病院 市民公開講座

報告が遅くなりましたが、

 秋田赤十字病院市民公開講座 「がん治療の最前線」
  平成25年11月9日(土)13:00~15:30 秋田県総合保健センター大会議室

 が開催され参加して来ました。
 会場は、多くの聴講者で埋まり、がんに関する県民の関心の高さが伺われます。


 冒頭、小棚木院長から挨拶があり、秋田赤十字病院が(大正7年開設)、創立100周年を迎えることにちなんで、4度の新築移転、診療機能の向上など病院の歴史が紹介されました。

 講演は、3題で最初は「膵臓がんの診断と治療について」です。
 膵臓がんが増えている現状に続き、発見や治療が難しいがんであるものの、新たな治療法の研究が進められていることや気を付けるべき兆候などが分かりやすく紹介されました。

 2題目は、「頭頸部がんQ&A」です。
 発生頻度は少ないものの、呼吸や飲み込みに加え整容にも大きな影響を与えることから、再建術を要する場合も多いことなどが紹介されました。

 3題目は、「最新の肺がん治療のお話」です。
 治療を歴史上の戦に例え、病状に応じて様々な治療法があることや、タバコは様々ながんに影響を与えますが、特に肺がんには予後を悪くする可能性が高いなどが紹介されました。

 がん診療連携拠点病院では、このような形で県民にがんに関する情報を分かりやすく伝える取組を行っています。
 皆様の近くで開催された際には参加してみてはいかがでしょうか。

                                    以上 ヒシガタの報告でした。





2013年11月28日木曜日

ピアサポート研修会



11月10日(日)10:00~16:00
横手市わいわいぷらざでピアサポート研修会が実施されました。

これは、秋田県がん患者団体連絡協議会きぼうの虹の主催により行われており、
がんの経験者や関係者などが、がん患者の相談等をするためのスキルを学ぶ研修です。

午前中は、秋田県におけるこれまでの取り組みを県の担当者から紹介したほか、
東京で行われた会議に参加した方からの報告などがありました。
午後は、午後には臨床心理士の渡部明子先生からピアサポートの概論や、
コミュニケーションスキル、リラックス法についての講義をしていただいたあと、
 グループワークを中心に、傾聴の方法など、
ピアサポーターとして必要なスキルを学びました。

今回は、横手平鹿地区では初となる開催でしたが、
23名の受講者は、初めての参加となる方がほとんどで、
ピアサポートの輪がさらに広がった研修となりました。

以上、ナポリンの報告でした。

2013年11月27日水曜日

ピンクリボンキャンペーン

9月29日(日)イオンモール秋田でピンクリボンキャンペーンが開催され、
県からもスギッチ主任などがお手伝いとして参加しました。


ピンクリボンキャンペーンは乳がん検診の啓発イベントです。
会場ではスタンプラリー形式のブースやマンモグラフィの無料検診、
乳がんに関する教育講演等が実施されました。

また、「ママが生きた証」著者である小松武幸さんのトークイベントも開催され
奥さんが妊娠5か月の時に余命1年の乳がんと診断された体験をお話しされました。

それぞれの企画を通して、改めて乳がんのことに関して考えることができた
イベントでした。

以上、ナポリンの報告でした。

2013年11月25日月曜日

がんを知る展

10月11~13日、イオンモール秋田でアフラックと共催で
「がんを知る展」を開催しました。

会場には、がんについて様々な分野から学ぶことができる
展示物がたくさん設置され、来場者は興味深そうに見ていました。


秋田公立美術工芸短期大学の学生さんに作成してもらった
「がん予防デザイン」も展示しました。

最終日の13日には、がん検診推進員による「ミニがん講座」や
協会けんぽの保健師や秋田県在宅保健師等ゆずり葉の会の保健師による
健康相談が行われました。


この健康相談では、血圧測定や乳がんに関する視触診の指導、
スモーカーライザーを使った禁煙のすすめなどを実施し、
多くの人に啓発することができました。

多くの方が訪れるショッピングモールでこのようなイベントを開催したことで
普段は関心の無い方にも、がんについて考えていただく良い機会となりました。

以上、ナポリンの報告でした。

2013年11月14日木曜日

がん検診推進フォーラム 秋田県北大会

投稿が少し遅れてしまいましたが、平成25年10月26日(日)13:00~、大館市民文化会館大ホールにおいて、「がん検診推進フォーラム 秋田県北大会」が開催され、285名の方々が参加されました。

「女性のがん 早期発見の重要性」をテーマにした、秋田朝日放送と秋田県の共同開催です。



秋田県の山本健康医療技監の開会挨拶


 最初に、中通総合病院乳腺内分泌外科 統括科長の清澤美乃さんが「乳がんのお話 ~早期発見、そして治すために私たちができること~」と題した講演を行い、乳がんは目で見て、触って、自分で見つけることができるがんの1つで毎月自己診断をするのが良いと話され、また、早期発見のメリットとして、命が助かる、乳房を綺麗に保つことができる、経済的負担が最小限で済むと話されました。

続いて、大館市立総合病院産婦人科 部長の葛西亜希子さんが「20歳になったらみんなで子宮頸がん検診を受けよう!~子宮頸がんは予防できる~」と題した講演を行い、子宮頸がん受診率は先進国の中で日本が最下位である、子宮がん検診とワクチンの併用で95%近く予防できるので、きちんと受けてほしいと話されていました。ただし、ワクチンに関しては人によって重篤な副反応が起きることもあるので、きちんと医師と相談をしてほしいと付け加えておりました。
 
そしてこの後、タレントの原千晶さんが「大切にしたい自分の体 ~私が伝えたいこと~」と題した特別講演を行い、ご自身の子宮頸がん、子宮体がんの経験を包み隠さず話され、「もっと早く病院、検診に行っていればでは遅い!自分の体、お子さんの体を大切にしてほしい」と話されました。

電話口で父親が「生きているだけで良い。」と初めて泣いていたと話されたときには、私も思わず、涙を拭いていました。


最後に、当がん対策室の須田室長が「秋田県のがん対策(現状と取組)」ということで、情報提供を行いました。

秋田朝日放送の桜井専務の閉会挨拶
 
  今回のフォーラムは女性特有のがんということもあり、ほとんどが女性でしたが、そんな中で、小さなお子さん二人と一緒に来ていた若いお父さんがおりました。若いお母さん方が検診を受けるには少なからず男性の理解が必要かと思いますので、是非、男性の参加者が増えることを期待したいです。

以上、サンズの報告でした。

2013年11月12日火曜日

秋医祭におじゃましました

遅くなりましたが、昨年度から実施されている秋田大学医学部の学園祭「秋医祭」(平成25年10月5日(土)に参加してきましたので、その様子の一部を紹介します。

通路には、運動部の学生達が模擬店を出店し、校内で催しものを開催している学生は呼び込みに一生懸命になるその様子は活気に溢れ、思わず笑顔になりました。

校内ではシミュレーションセンターを公開し、腹腔内手術の模擬体験ができたり、エコーの実技ができたりと、普段は体験できないことが可能になっており、オープンキャンパスとして高校生達が真剣に取り組んでいるのが印象的でした。

また、学生達が健康チェックを行っており、私も血圧測定をしてもらいました。丁寧に血圧の仕組みを説明してくれて、これだけでも来た甲斐があるというものです。


さて、私が参加したのは if×share カフェ(イシャカフェ)です。
病気に関する映像や文章を題材に、そこから挙げられた課題をみんなで話合うというものです。
終末期の患者さんにどのように声がけをすれば良いかなど、重いテーマではありましたが学生達がそのようなことについて自ら企画し取り組んでいることは素晴らしいことだと感じました。



この他にも、学生達の発表会やがんに関する市民公開講座などが開かれましたが、学生達を主役としながら、それを影から支える先生方の姿も垣間見え、開かれた医学部を意識するに十分なイベントでした。

                                    以上 ヒシガタの報告でした。

2013年10月23日水曜日

がん検診推進フォーラム 秋田県北大会を開催します

がんの早期発見、早期治療に最も有効ながん検診の受診率向上のために、
市町村の健康推進員等を対象とした標記フォーラムを行います。
 
当フォーラムは、タレントの 原 千晶 さんの体験談のほか、
医師による講演など、女性特有のがんを中心に学ぶことができる
内容となっています。
 
がんについて知っていただく貴重な機会となりますので、
是非御参加ください。
 
日時:10月26日(土)13:00から
会場:大館市民文化会館 大ホール
内容:タレント 原 千晶 さんの講演、医師による講演
詳細:チラシ(県ウェブサイトからダウンロードできます)を御覧下さい

2013年10月4日金曜日

大仙仙北地域 緩和ケア市民公開講座

 平成25年9月29日(日)13:30~ さわやかな秋晴れに恵まれたこの日、大曲市市民会館で仙北組合総合病院主催の緩和ケア市民公開講座が開催されました。


 まずは、小野地院長のあいさつで開会です。
続いて、秋山緩和ケア科長から、緩和ケアの意味合いや、仙北組合総合病院における緩和ケア病床の動向などの紹介がありました。

そして、基調講演として、めぐみ在宅クリニック院長 小澤 竹俊 先生 が、

    苦しみの中でも幸せは見つかる
         ~がんになっても安心して希望を失わずに暮らしていくために~

をテーマにお話くださいました。


実際に緩和ケアの現場で患者さんを支えるために必要な心構えや手法について、動画を交えて分かりやすく説明くださり、あっという間の90分でした。


先生は、いのちの授業として、学生にも緩和ケアを中心に授業を行っていらっしゃるそうです。
印象に残ったのは、苦しんでいる人は自分を理解してくれる人がいると嬉しいということで、人を支えるのは医療関係者でなくともできるということが分かりました。

がん診療連携拠点病院として地域にしっかりと緩和ケアの理念を伝える機会を作っている仙北組合総合病院と、素晴らしい講演をしてくださった小澤先生に深く敬意を表したいと思います。

ありがとうございました。 

                                       以上 ヒシガタの報告でした。

2013年10月3日木曜日

地域健康づくりシンポジウム&がん検診推進タウンミーティング<男鹿市>

平成25年9月29日(日)13:00~16:00の日程で、男鹿市民文化会館小ホールにおいて、「地域健康づくりシンポジウム&がん検診推進タウンミーティング」が開催され、男鹿市の保健推進員を中心に85名の方々参加されました。

「がん対策・・・・がん検診の受診率を高めるために、わたし、私たちができることは何かしら?」をテーマにした、男鹿市、秋田県在宅保健師等ゆずり葉の会、秋田県国民健康保険団体連合会、秋田県の共同開催です。

男鹿市の渡部市長のあいさつ
 
東北大学医学部保健学科 客員教授の平野かよ子さんが「地域で健康づくりを繋いでいくことの大切さ」と題した基調講演を行い、「健康は人々とつながり、共につくるもの。保健師の活動を地域に繋ぎ、地域に根付かせてほしい。」と話されました。



続いて、当がん対策室の須田室長が「秋田県のがん対策」ということで、秋田県の現状と取組について時折笑いも誘いながら、情報提供を行いました。



その後、ミニシンポジウムが行われ、市民代表の三浦愛子さんがご自身の入院時の体験談から、バランスの取れた食生活の大切さを話していただき、男鹿市生活環境課主幹の福田ひとみさんから、男鹿市のがん検診の状況を話していただきました。



そして最後に、参加者全員によるグループワークが行われ、 “ がん検診の受診率を高めるために、わたし、私たちができることは何か ” を話し合いました。
参加者からは、「集団検診で早期がんがみつかり、検診を受けてとても良かった」、「受診券を配布する時に“検診受けてね”の一言が大事」、「掛かりつけ医の検査とがん検診の検査とは違うということを伝える」、「各地区の集まる機会を活用し、検診の大切さを伝える」など活発な意見が出されました。



今回の男鹿市を含め3回のタウンミーティングが開催されましたが、がん検診を勧める活動が、地域づくりにも繋がって行けたらと感じました。

以上、サンズの報告でした。

2013年9月27日金曜日

地域健康づくりシンポジウム&がん検診推進タウンミーティング<潟上市>

平成25年9月24日(火)13:00~16:00の日程で、潟上市昭和公民館において、「地域健康づくりシンポジウム&がん検診推進タウンミーティング」が開催され、潟上市の健康推進員など93名の方が参加しました。

「がん対策・・・・がん検診の受診率を高めるために、わたし、私たちができること」をテーマにした、潟上市健康生活推進協議会、秋田県在宅保健師等ゆずり葉の会、秋田県国民健康保険団体連合会、秋田県の共同開催です。

潟上市の石川市長のあいさつ


元日本看護協会保健師職能理事で、学校法人日通学園 流通経済大学 非常勤講師の佐々木峯子さんが「地域で健康づくりを繋いでいくことの大切さ」と題した基調講演を行い、「行政を頼りにはせず、住民主体での健康づくりが大切。必ず誰かと繋がっている。」と話されました。



 続いて、当がん対策室の武藤班長による「秋田県のがん対策」ということで、秋田県の現状と取組について情報提供を行いました。



その後、ミニシンポジウムが行われ、市民代表である瀬下ルミ子さんから「乳がんの経験談」、潟上市保健センター主席主査の佐藤菜保子さんから「潟上市のがん対策について」、それぞれお話しいただきました。



 そして最後に、参加者全員によるグループワークが行われ、がん検診の受診率を高めるために自分たちにできることは何かを話し合いました。
参加者からは、「家族に食道がんが発見され、検診の大切さを実感した」、「医者に掛かっているから大丈夫と思っている人が多い」、「子供や孫から検診に行くように勧めると効果がある」といった活発な発言がされていました。




次回は、9月29日男鹿市の男鹿市民文化会館小ホールで開催されます。

以上、サンズの報告でした。

2013年9月25日水曜日

ピンクリボンキャンペーン開催のお知らせ

9月29日(日)11:00~16:00
イオンモール秋田 セントラルコートにて
「ピンクリボンキャンペーン in Akita」が開催されます。

放送作家 小松武幸 さんの特別講演や、音楽イベントのほか、
乳がんについて学ぶことができる企画など、イベントが満載です。
皆様ぜひお越しください。



チラシはこちらからダウンロードできます。

2013年8月22日木曜日

あきた地域 がん医療説明会

 夏休みも後半に入った平成25年8月17日(土)。
秋田ビューホテルにて、14:00~20:30のスケジュールで「あきた地域 がん医療説明会」が開催されました。

 これは、秋田大学次世代がんプロ・あきた医師総合支援センター・秋田県医師会が主催したもので、秋田県内外の医学部に在籍する医学生、医療機関に勤務する若手、中堅医師を対象に、秋田県内のがん診療連携拠点(推進)病院で行われているがん医療の現状や展望、そしてその魅力をお伝えする説明会です。

 この説明会を通して、秋田県でがん医療に携わってくださる医師を募ることを目的としたものですが、多くの参加者、そして関係者で会場は満杯になりました。


主催者のあいさつが終わると、県内11カ所のがん診療連携拠点(推進)病院のプレゼンテーションが行われました。



 それぞれの病院が、工夫を凝らして現状の説明を行ってくださいました。

   参加できませんでしたが、18日(日)には、秋田大学シミュレーション教育センターにて見学会と、病院との相談会が開催されました。
  
  秋田大学では地域がん包括医療学講座が設置され、本コースの大学院生をオンジョブトレーニングの形で、地域から引きはがすのではなく、地域がん医療への貢献といったフィールドワークもカリキュラムとして認めています。

  こうした取組によって、秋田県でがん医療に取り組んでくださる医師が増え、がん医療の水準が向上することを切に願うものです。

                              以上 ヒシガタの報告でした。





2013年8月16日金曜日

竿灯市民パレードに参加しました

平成25年8月4日(日)は、秋田市の伝統行事「竿灯祭り」の2日目です。
二日目には、多くの市民団体、スポーツチーム、サークル団体など、様々な活動団体が活動をPRするとともに、東北の元気を全国に発信することを目的に、竿灯会場で市民パレードが行われました。

このパレードに、秋田県がん患者団体連絡協議会の皆さんと、がん検診推進員、そして私達室員が参加させていただきました。出発前、皆さん張り切っています。

 様々な団体が参加しており、周りを見渡すとこんな感じです。


 さあ、いよいよ出発です。患者会のスローガンである、皆で「ささえ愛」の社会づくりと「がんでもあきらめず」に乗り越えていこうという横断幕が先頭です。



 その後ろに、がん検診啓発隊が続きます。






今年のパレードには、38団体、計636人が参加したそうです。

これからも、様々な機会を通じて、がんについて意識してもらうことを啓発したいと思います。

会場で手を振ってアピールに答えてくれた皆さん、ありがとうございました。

                               以上 ヒシガタの報告でした。