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2013年11月28日木曜日

ピアサポート研修会



11月10日(日)10:00~16:00
横手市わいわいぷらざでピアサポート研修会が実施されました。

これは、秋田県がん患者団体連絡協議会きぼうの虹の主催により行われており、
がんの経験者や関係者などが、がん患者の相談等をするためのスキルを学ぶ研修です。

午前中は、秋田県におけるこれまでの取り組みを県の担当者から紹介したほか、
東京で行われた会議に参加した方からの報告などがありました。
午後は、午後には臨床心理士の渡部明子先生からピアサポートの概論や、
コミュニケーションスキル、リラックス法についての講義をしていただいたあと、
 グループワークを中心に、傾聴の方法など、
ピアサポーターとして必要なスキルを学びました。

今回は、横手平鹿地区では初となる開催でしたが、
23名の受講者は、初めての参加となる方がほとんどで、
ピアサポートの輪がさらに広がった研修となりました。

以上、ナポリンの報告でした。

2013年11月27日水曜日

ピンクリボンキャンペーン

9月29日(日)イオンモール秋田でピンクリボンキャンペーンが開催され、
県からもスギッチ主任などがお手伝いとして参加しました。


ピンクリボンキャンペーンは乳がん検診の啓発イベントです。
会場ではスタンプラリー形式のブースやマンモグラフィの無料検診、
乳がんに関する教育講演等が実施されました。

また、「ママが生きた証」著者である小松武幸さんのトークイベントも開催され
奥さんが妊娠5か月の時に余命1年の乳がんと診断された体験をお話しされました。

それぞれの企画を通して、改めて乳がんのことに関して考えることができた
イベントでした。

以上、ナポリンの報告でした。

2013年11月25日月曜日

がんを知る展

10月11~13日、イオンモール秋田でアフラックと共催で
「がんを知る展」を開催しました。

会場には、がんについて様々な分野から学ぶことができる
展示物がたくさん設置され、来場者は興味深そうに見ていました。


秋田公立美術工芸短期大学の学生さんに作成してもらった
「がん予防デザイン」も展示しました。

最終日の13日には、がん検診推進員による「ミニがん講座」や
協会けんぽの保健師や秋田県在宅保健師等ゆずり葉の会の保健師による
健康相談が行われました。


この健康相談では、血圧測定や乳がんに関する視触診の指導、
スモーカーライザーを使った禁煙のすすめなどを実施し、
多くの人に啓発することができました。

多くの方が訪れるショッピングモールでこのようなイベントを開催したことで
普段は関心の無い方にも、がんについて考えていただく良い機会となりました。

以上、ナポリンの報告でした。

2013年11月14日木曜日

がん検診推進フォーラム 秋田県北大会

投稿が少し遅れてしまいましたが、平成25年10月26日(日)13:00~、大館市民文化会館大ホールにおいて、「がん検診推進フォーラム 秋田県北大会」が開催され、285名の方々が参加されました。

「女性のがん 早期発見の重要性」をテーマにした、秋田朝日放送と秋田県の共同開催です。



秋田県の山本健康医療技監の開会挨拶


 最初に、中通総合病院乳腺内分泌外科 統括科長の清澤美乃さんが「乳がんのお話 ~早期発見、そして治すために私たちができること~」と題した講演を行い、乳がんは目で見て、触って、自分で見つけることができるがんの1つで毎月自己診断をするのが良いと話され、また、早期発見のメリットとして、命が助かる、乳房を綺麗に保つことができる、経済的負担が最小限で済むと話されました。

続いて、大館市立総合病院産婦人科 部長の葛西亜希子さんが「20歳になったらみんなで子宮頸がん検診を受けよう!~子宮頸がんは予防できる~」と題した講演を行い、子宮頸がん受診率は先進国の中で日本が最下位である、子宮がん検診とワクチンの併用で95%近く予防できるので、きちんと受けてほしいと話されていました。ただし、ワクチンに関しては人によって重篤な副反応が起きることもあるので、きちんと医師と相談をしてほしいと付け加えておりました。
 
そしてこの後、タレントの原千晶さんが「大切にしたい自分の体 ~私が伝えたいこと~」と題した特別講演を行い、ご自身の子宮頸がん、子宮体がんの経験を包み隠さず話され、「もっと早く病院、検診に行っていればでは遅い!自分の体、お子さんの体を大切にしてほしい」と話されました。

電話口で父親が「生きているだけで良い。」と初めて泣いていたと話されたときには、私も思わず、涙を拭いていました。


最後に、当がん対策室の須田室長が「秋田県のがん対策(現状と取組)」ということで、情報提供を行いました。

秋田朝日放送の桜井専務の閉会挨拶
 
  今回のフォーラムは女性特有のがんということもあり、ほとんどが女性でしたが、そんな中で、小さなお子さん二人と一緒に来ていた若いお父さんがおりました。若いお母さん方が検診を受けるには少なからず男性の理解が必要かと思いますので、是非、男性の参加者が増えることを期待したいです。

以上、サンズの報告でした。

2013年11月12日火曜日

秋医祭におじゃましました

遅くなりましたが、昨年度から実施されている秋田大学医学部の学園祭「秋医祭」(平成25年10月5日(土)に参加してきましたので、その様子の一部を紹介します。

通路には、運動部の学生達が模擬店を出店し、校内で催しものを開催している学生は呼び込みに一生懸命になるその様子は活気に溢れ、思わず笑顔になりました。

校内ではシミュレーションセンターを公開し、腹腔内手術の模擬体験ができたり、エコーの実技ができたりと、普段は体験できないことが可能になっており、オープンキャンパスとして高校生達が真剣に取り組んでいるのが印象的でした。

また、学生達が健康チェックを行っており、私も血圧測定をしてもらいました。丁寧に血圧の仕組みを説明してくれて、これだけでも来た甲斐があるというものです。


さて、私が参加したのは if×share カフェ(イシャカフェ)です。
病気に関する映像や文章を題材に、そこから挙げられた課題をみんなで話合うというものです。
終末期の患者さんにどのように声がけをすれば良いかなど、重いテーマではありましたが学生達がそのようなことについて自ら企画し取り組んでいることは素晴らしいことだと感じました。



この他にも、学生達の発表会やがんに関する市民公開講座などが開かれましたが、学生達を主役としながら、それを影から支える先生方の姿も垣間見え、開かれた医学部を意識するに十分なイベントでした。

                                    以上 ヒシガタの報告でした。