6月13日(木)、14日(金)の2日間、
秋田市で地域がん登録全国協議会学術集会が行われました。
この学術集会は1992年の大阪で第1回が開催されて以来、
都道府県持ち回りで開催されており、今年で22回目を数えます。
全国から地域がん登録の担当者が集まり、
研修会やシンポジウム等が行われました。
延べ286名の参加があったとのことで、
それぞれの県の地域がん登録をより良くするための、
有意義な集会となったことと思います。
以上、ナポリンの報告でした。
2013年6月26日水曜日
2013年6月21日金曜日
あきた がんささえ愛の日 IN 横手
6月15日(土)がんささえ愛の日 横手会場にお手伝いに行ってきました。
横手会場では、午後1時30分から午後4時30分のスケジュールで
【映画上映】
「大丈夫。-小児科医・細谷亮太のコトバ-」
(監督 伊勢 真一)
【講演】
医者と「大丈夫。」
小児科医 細谷亮太
(聖路加国際病院元副院長)
が行われました。
当日は、患者団体の「希望の虹」の方はもちろん、骨髄バンク、県南のがん経験者の方々、横手市(横手病院)、平鹿総合病院、聖路加看護大学OGの方々など、たくさんの方の運営で行われました。
会場前のホールでは、血液のがんと呼ばれる白血病の治療のための骨髄バンクに協力し、骨髄を提供した方と治療を受けた方の匿名での手紙のやりとりなどが紹介されました。
事前の映画は、小児がんの子供達の苦悩と希望、そうした中で強調される自然の美しさ、時の流れが一体となった作品であり、是非多くの方々に見ていただきたいと思いました。
細谷先生と伊勢監督の対談では、映像の中で亡くなった子供達は生きているということが印象的でした。
たくさんの方々に来場いただきありがとうございました。
また、来場いただいた方々からは、多くの励ましをいただいたところです。ありがとうございました。
横手会場では、午後1時30分から午後4時30分のスケジュールで
「大丈夫。-小児科医・細谷亮太のコトバ-」
(監督 伊勢 真一)
【講演】
医者と「大丈夫。」
小児科医 細谷亮太
(聖路加国際病院元副院長)
【対談】
「映画~大丈夫をめぐって」
細谷先生&伊勢監督
「映画~大丈夫をめぐって」
細谷先生&伊勢監督
が行われました。
当日は、患者団体の「希望の虹」の方はもちろん、骨髄バンク、県南のがん経験者の方々、横手市(横手病院)、平鹿総合病院、聖路加看護大学OGの方々など、たくさんの方の運営で行われました。
会場前のホールでは、血液のがんと呼ばれる白血病の治療のための骨髄バンクに協力し、骨髄を提供した方と治療を受けた方の匿名での手紙のやりとりなどが紹介されました。
事前の映画は、小児がんの子供達の苦悩と希望、そうした中で強調される自然の美しさ、時の流れが一体となった作品であり、是非多くの方々に見ていただきたいと思いました。
細谷先生と伊勢監督の対談では、映像の中で亡くなった子供達は生きているということが印象的でした。
たくさんの方々に来場いただきありがとうございました。
また、来場いただいた方々からは、多くの励ましをいただいたところです。ありがとうございました。
以上 ヒシガタの報告でした。
在宅医療を考えてみました
遅くなりましたが、5月25日(土)「在宅医療とケアを考える会」のフォーラムに参加してきました。
このフォーラムは2回目となるもので、今回は「医療法人葵会 在宅医療連携拠点事業所 チームもりおか所長 板垣 園子 氏」からの基調講演をいただいた後、これからの多職種連携として、パネルディスカッションが行われました。
たくさんの方が参加し、お隣岩手県や本県の先進的な取組に耳を傾け、意見を交換していました。在宅医療は、まさに医療や介護、そして福祉など多職種の方々のネットワークにより実現することが良くわかりました。
私達も、在宅緩和ケアの普及を目指していますが、その根幹となる在宅医療について、このようにたくさんの方が普及に努力なされている姿を見て嬉しく思うとともに、改めて「第2期秋田県がん対策推進計画」に掲げている緩和ケアの充実の意味を噛みしめたところです。
以上 ヒシガタの報告でした。
このフォーラムは2回目となるもので、今回は「医療法人葵会 在宅医療連携拠点事業所 チームもりおか所長 板垣 園子 氏」からの基調講演をいただいた後、これからの多職種連携として、パネルディスカッションが行われました。
たくさんの方が参加し、お隣岩手県や本県の先進的な取組に耳を傾け、意見を交換していました。在宅医療は、まさに医療や介護、そして福祉など多職種の方々のネットワークにより実現することが良くわかりました。
私達も、在宅緩和ケアの普及を目指していますが、その根幹となる在宅医療について、このようにたくさんの方が普及に努力なされている姿を見て嬉しく思うとともに、改めて「第2期秋田県がん対策推進計画」に掲げている緩和ケアの充実の意味を噛みしめたところです。
以上 ヒシガタの報告でした。
2013年6月20日木曜日
秋田県がん予防授業
平成25年6月4日(火)、秋田市立御所野学院高等学校の2年生で郷土学(心と健康コース)を専攻している生徒35名を対象に「がん予防授業」を開催しました。
講師は、秋田大学医学部附属病院 緩和ケアセンター長の安藤秀明先生です。
第一部のレクチャー編では、安藤先生の講義の中で、由利本荘市で英会話講師をしている皆川慶子さんが、自身のがんの経験を語ってくれました。
第二部のワーク編では、数名のグループになってもらい「自分の大切な人ががんで亡くなってしまわないために、自分に何ができるか」を話し合い、各グループから発表してもらいました。
生徒さんからは、
“がん検診を受けさせる”
“アルコール摂取を控えさせる、タバコをやめさせる”
“塩分の摂りすぎなど生活習慣を見直す”
“野菜を多く摂る”
など、様々な意見が発表されました。
このほか、がんに掛かった時の医療費についても質問がありましたが、そうならないためにも、今から生活習慣の改善に取り組み、そして、親や身近にいる大切な人に今日学んだ話をしてあげてほしいです。
以上、サンズの報告でした。
講師は、秋田大学医学部附属病院 緩和ケアセンター長の安藤秀明先生です。
第一部のレクチャー編では、安藤先生の講義の中で、由利本荘市で英会話講師をしている皆川慶子さんが、自身のがんの経験を語ってくれました。
第二部のワーク編では、数名のグループになってもらい「自分の大切な人ががんで亡くなってしまわないために、自分に何ができるか」を話し合い、各グループから発表してもらいました。
生徒さんからは、
“がん検診を受けさせる”
“アルコール摂取を控えさせる、タバコをやめさせる”
“塩分の摂りすぎなど生活習慣を見直す”
“野菜を多く摂る”
など、様々な意見が発表されました。
このほか、がんに掛かった時の医療費についても質問がありましたが、そうならないためにも、今から生活習慣の改善に取り組み、そして、親や身近にいる大切な人に今日学んだ話をしてあげてほしいです。
以上、サンズの報告でした。
平成25年度 秋田県がん検診推進協議会総会
平成25年6月4日(火)15時から秋田市内のホテルで「平成25年度 秋田県がん検診推進協議会 総会」を開催しました。
秋田県では、がんによる死亡者数及び死亡率の減少を目指し、県内60余りの団体が参画する「秋田県がん検診推進協議会」を立ち上げ、会員が相互に連携・協力し、県民運動として、がん検診受診率向上に取り組んでいます。
知事が座長を務め、がん検診の受診率を上げるために、いくつかの団体等から取組事例や課題について発言してもらいました。
本日の目玉である記念講演では、東京大学医学部附属病院 准教授 中川恵一先生による「がんのひみつ」をテーマに講演が行われました。初心者にも分かるように説明してくださり、60分しか時間を取れなかったのが非常に残念でした。
記念講演後は、秋田県と協働してがん対策に取り組んでいただく13の企業と連携協定を結びました。
総会の最後に、秋田県がん検診推進員7名が「県民こぞってがん検診運動」の推進宣言を行いました。
総会終了後は、知事を始めとする協議会の有志が、駅前に繰り出し、がん検診の受診を呼びかけました。
以上、サンズの報告でした。
秋田県では、がんによる死亡者数及び死亡率の減少を目指し、県内60余りの団体が参画する「秋田県がん検診推進協議会」を立ち上げ、会員が相互に連携・協力し、県民運動として、がん検診受診率向上に取り組んでいます。
知事が座長を務め、がん検診の受診率を上げるために、いくつかの団体等から取組事例や課題について発言してもらいました。
本日の目玉である記念講演では、東京大学医学部附属病院 准教授 中川恵一先生による「がんのひみつ」をテーマに講演が行われました。初心者にも分かるように説明してくださり、60分しか時間を取れなかったのが非常に残念でした。
記念講演後は、秋田県と協働してがん対策に取り組んでいただく13の企業と連携協定を結びました。
総会の最後に、秋田県がん検診推進員7名が「県民こぞってがん検診運動」の推進宣言を行いました。
総会終了後は、知事を始めとする協議会の有志が、駅前に繰り出し、がん検診の受診を呼びかけました。
以上、サンズの報告でした。
美術大学とのコラボレーション
人事異動のバタバタでブログの更新が徐行運転でしたが、そろそろ通常運転に入りたいと思っています。
さて、がん予防の啓発ポスターというと皆さんどんなものを思い浮かべますか?最近は工夫をこらしたものも増えてきましたが、我々行政マンが作成すると、どうしても堅苦しい内容になってしまいます。例えば私の後ろに張ってあるポスターの表題は「がん検診を受けましょう」(^_^;)・・・。
そこで、今年度は新しい取組として、がん予防の啓発に使用するポスターを今年4年制大学に生まれ変わった「秋田公立美術大学」の学生に作成してもらうことにしました。
作成してくれるのは、産業デザイン学科 孔(コン)准教授の教え子、精鋭4人です。
そこで、まずは4人を含めた学生達に、がんの正しい知識をえてもらうため、昨年度からがん予防教育として行っている授業を受けてもらいました。講師は、秋田大学医学部准教授の安藤先生と英語塾講師の皆川さんです。
その他、4人には、私達が普段行っている出前講座「秋田県のがん対策について」や総合保健事業団に委託して行っている「ミニがん講座」などを受講してもらい、「皆さんの若い自由な柔らかい発想で作成してください。」とお願いしていました。
先日、美大生が作成したポスター(案)のプレゼンテーションがありました。
これが、なんと私達の予想を上回るできばえのものが次々と発表されました。今後、私達の意見を元に手直ししたものが示されますが、今から楽しみです。皆さんご期待ください。
以上 久々のヒシガタでした。
さて、がん予防の啓発ポスターというと皆さんどんなものを思い浮かべますか?最近は工夫をこらしたものも増えてきましたが、我々行政マンが作成すると、どうしても堅苦しい内容になってしまいます。例えば私の後ろに張ってあるポスターの表題は「がん検診を受けましょう」(^_^;)・・・。
そこで、今年度は新しい取組として、がん予防の啓発に使用するポスターを今年4年制大学に生まれ変わった「秋田公立美術大学」の学生に作成してもらうことにしました。
作成してくれるのは、産業デザイン学科 孔(コン)准教授の教え子、精鋭4人です。
そこで、まずは4人を含めた学生達に、がんの正しい知識をえてもらうため、昨年度からがん予防教育として行っている授業を受けてもらいました。講師は、秋田大学医学部准教授の安藤先生と英語塾講師の皆川さんです。
その他、4人には、私達が普段行っている出前講座「秋田県のがん対策について」や総合保健事業団に委託して行っている「ミニがん講座」などを受講してもらい、「皆さんの若い自由な柔らかい発想で作成してください。」とお願いしていました。
先日、美大生が作成したポスター(案)のプレゼンテーションがありました。
これが、なんと私達の予想を上回るできばえのものが次々と発表されました。今後、私達の意見を元に手直ししたものが示されますが、今から楽しみです。皆さんご期待ください。
以上 久々のヒシガタでした。
2013年6月13日木曜日
あきた がん ささえ愛の日(秋田市)
6月9日(日)秋田市のアルヴェで「あきた がん ささえ愛の日」が開催されました。
このイベントは今年で4回目となり、患者団体を中心とした実行委員会が主催しています。
きらめき広場では、メーカーによる医療機器の体験や、学生によるがんクイズ、
在宅医療相談、患者団体によるタオル帽子講習会などが行われ、
一般の方や、子どもなど多くの方が訪れました。
多目的ホールでは、まず、学生による「がんカフェ」が行われました。
がん経験者や、学生などでグループを作り、がんについて話し合いました。
午後には順天堂大学の樋野興夫先生と秋田大学の中村順子先生による、
がん哲学外来をテーマとした講演が行われました。
いずれも、緩和ケアの大切さをそれぞれの持ち味で伝えていただき、
貴重な機会となりました。
また、最後に「ささえ愛の手紙」の朗読が行われ、
患者さんや家族一人ひとりに様々な思いがあることを改めて思い起こしました。
一般の方からがんに関する手紙を募集し、選定された手紙を書かれた方には
実行委員長である堀井副知事から表彰状が送られました。
6月15日(土)には、横手市かまくら館で、小児科医 細谷亮太 先生の
映画上演・講演会が行われます。多くの方の参加をお待ちしております。
ナポリンの報告でした。
このイベントは今年で4回目となり、患者団体を中心とした実行委員会が主催しています。
きらめき広場では、メーカーによる医療機器の体験や、学生によるがんクイズ、
在宅医療相談、患者団体によるタオル帽子講習会などが行われ、
一般の方や、子どもなど多くの方が訪れました。
多目的ホールでは、まず、学生による「がんカフェ」が行われました。
がん経験者や、学生などでグループを作り、がんについて話し合いました。
午後には順天堂大学の樋野興夫先生と秋田大学の中村順子先生による、
がん哲学外来をテーマとした講演が行われました。
いずれも、緩和ケアの大切さをそれぞれの持ち味で伝えていただき、
貴重な機会となりました。
また、最後に「ささえ愛の手紙」の朗読が行われ、
患者さんや家族一人ひとりに様々な思いがあることを改めて思い起こしました。
一般の方からがんに関する手紙を募集し、選定された手紙を書かれた方には
実行委員長である堀井副知事から表彰状が送られました。
6月15日(土)には、横手市かまくら館で、小児科医 細谷亮太 先生の
映画上演・講演会が行われます。多くの方の参加をお待ちしております。
ナポリンの報告でした。
2013年6月5日水曜日
世界禁煙デー関連イベント
5月31日は世界禁煙デー。がん対策室でも関連のイベントを行いました。
◯街頭キャンペーン
5月31日(金)7時20分から、秋田駅で街頭キャンペーンを行いました。
県からは副知事も参加し、県看護協会、県医師会、県薬剤師会、
協会けんぽ、秋田・たばこ問題を考える会、秋田市保健所等、関係団体の協力を得て、
約40名で受動喫煙防止のポケットティッシュを2000個配布しました。
◯世界禁煙デー秋田フォーラム
6月1日(土)15時から、
県医師会、秋田・たばこ問題を考える会、協会けんぽとの共催により
カレッジプラザで世界禁煙デー秋田フォーラムを行いました。
今回のテーマは「タバコとPM2.5」。
基調講演や、パネルディスカッションを行いました。
84名の参加をいただき、内科、小児科、耳鼻科ごとに
タバコが健康に与える影響についてわかりやく説明があり、
たくさんの方にたばこについて考えていただく良い機会になりました。
秋には、巣鴨地蔵通りで有名な、とげぬき地蔵尊の住職(内科医)を
講師に迎え、受動喫煙防止フォーラムを開催します。
ご期待ください。
以上、ナポリンの報告でした。
◯街頭キャンペーン
5月31日(金)7時20分から、秋田駅で街頭キャンペーンを行いました。
県からは副知事も参加し、県看護協会、県医師会、県薬剤師会、
協会けんぽ、秋田・たばこ問題を考える会、秋田市保健所等、関係団体の協力を得て、
約40名で受動喫煙防止のポケットティッシュを2000個配布しました。
◯世界禁煙デー秋田フォーラム
6月1日(土)15時から、
県医師会、秋田・たばこ問題を考える会、協会けんぽとの共催により
カレッジプラザで世界禁煙デー秋田フォーラムを行いました。
今回のテーマは「タバコとPM2.5」。
基調講演や、パネルディスカッションを行いました。
84名の参加をいただき、内科、小児科、耳鼻科ごとに
タバコが健康に与える影響についてわかりやく説明があり、
たくさんの方にたばこについて考えていただく良い機会になりました。
秋には、巣鴨地蔵通りで有名な、とげぬき地蔵尊の住職(内科医)を
講師に迎え、受動喫煙防止フォーラムを開催します。
ご期待ください。
以上、ナポリンの報告でした。
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