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2013年11月14日木曜日

がん検診推進フォーラム 秋田県北大会

投稿が少し遅れてしまいましたが、平成25年10月26日(日)13:00~、大館市民文化会館大ホールにおいて、「がん検診推進フォーラム 秋田県北大会」が開催され、285名の方々が参加されました。

「女性のがん 早期発見の重要性」をテーマにした、秋田朝日放送と秋田県の共同開催です。



秋田県の山本健康医療技監の開会挨拶


 最初に、中通総合病院乳腺内分泌外科 統括科長の清澤美乃さんが「乳がんのお話 ~早期発見、そして治すために私たちができること~」と題した講演を行い、乳がんは目で見て、触って、自分で見つけることができるがんの1つで毎月自己診断をするのが良いと話され、また、早期発見のメリットとして、命が助かる、乳房を綺麗に保つことができる、経済的負担が最小限で済むと話されました。

続いて、大館市立総合病院産婦人科 部長の葛西亜希子さんが「20歳になったらみんなで子宮頸がん検診を受けよう!~子宮頸がんは予防できる~」と題した講演を行い、子宮頸がん受診率は先進国の中で日本が最下位である、子宮がん検診とワクチンの併用で95%近く予防できるので、きちんと受けてほしいと話されていました。ただし、ワクチンに関しては人によって重篤な副反応が起きることもあるので、きちんと医師と相談をしてほしいと付け加えておりました。
 
そしてこの後、タレントの原千晶さんが「大切にしたい自分の体 ~私が伝えたいこと~」と題した特別講演を行い、ご自身の子宮頸がん、子宮体がんの経験を包み隠さず話され、「もっと早く病院、検診に行っていればでは遅い!自分の体、お子さんの体を大切にしてほしい」と話されました。

電話口で父親が「生きているだけで良い。」と初めて泣いていたと話されたときには、私も思わず、涙を拭いていました。


最後に、当がん対策室の須田室長が「秋田県のがん対策(現状と取組)」ということで、情報提供を行いました。

秋田朝日放送の桜井専務の閉会挨拶
 
  今回のフォーラムは女性特有のがんということもあり、ほとんどが女性でしたが、そんな中で、小さなお子さん二人と一緒に来ていた若いお父さんがおりました。若いお母さん方が検診を受けるには少なからず男性の理解が必要かと思いますので、是非、男性の参加者が増えることを期待したいです。

以上、サンズの報告でした。

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